今回は、仕事でも関わりがある「rel=”canonical”」属性についての説明をしたいと思います。
Googleからのインデックス
canonicalとはサイト内で重複ページがあった場合どちらが正しいURLなのかをGoogleに示すリンク要素の属性になります。
SEO対策の視点で考えると、重複するページが存在した場合ただちに重複を解いた方がよいとされています。
理由としては、Googleに意図しないページをインデックスされる恐れがあるからです。
インデックスされるとは
SEO専門用語で言うと、Googleのクローラーが収集したWEBページのデータを検索エンジンデータベースに格納されることになります。
つまり、インデックスされるということはGoogleさんにあなたのサイトはこれなのねと認識されるということです。
重複ページについて
ここでいう重複したページとは以下のようなURLのことです。
wwwありなし
- https://gtsb.ocws.jp/blog/
- https://www.ocws.jp/blog/
index.htmlありなし
- https://gtsb.ocws.jp/blog/
- https://gtsb.ocws.jp/blog/index.html
付属要素
- https://gtsb.ocws.jp/blog/
- https://gtsb.ocws.jp/blog/?id=5
canonicalの設定方法
上記のように重複したページに対してGoogleは
Google独自の方法でページをインデックスしてきます。
そういった時に、このページをインデックスしてほしいとお願いできる魔法の言葉があります。それがlink要素の「rel=”canonical”」属性です。
例えば、「https://gtsb.ocws.jp/blog」に正規化したいとすると、
正規化の方法はhead内に下記の一文を追加するだけとなります。
<link rel="canonical" href="https://gtsb.ocws.jp/blog/" />
設置位置としましてはhead内の上部に設置した方がよいみたいです。
canonicalの注意点
canonicalを設置するにあたって、1つ注意しなくてはいけないことがあります。
canonicalはトップページだけでなく下層ページにも使用することができるということです。つまり、下層ページにcanonicalを追加する場合、canonicalのhref属性の部分もそのページ用に変更しなければなりません。
例えば、「https://gtsb.ocws.jp/blog/twitter-api-1-1/」のページにcanonicalを設置する場合、下記のような一文を追加しなければなりません。
<link rel="canonical" href="https://gtsb.ocws.jp/blog/twitter-api-1-1/" />
終わりに
今回は、SEO対策で使われている「rel=”canonical”」属性について書きました。
もっと詳しく知りたい方は
Googleがcanonicalについて書かれているサイトがありますのでそちらもご覧になられた らと思います。